関内子ども育成会は、現在小学生が5名、中学生が1名のとても小さな団体です。地域も高齢化が進み、元気がなくなってきています。
そこで、例年行われている根崎神社のお祭りに合わせて「子ども神輿」をだすことにしました。かなり前に樽神輿をだしていましたが、本格的な神輿にしたいと考え、ネットでこのダンボール製のおみこしをみつけ購入しました。
デザインは、関内小学校の校長が中心となって考えてくれました。子どもたちは、色塗りをしました。地域性をだすために大漁旗がデザインされた布を巻き、ほたての貝殻を金色に塗ってぶらさげ、鳳凰の周りにあわびの稚貝をはりつけました。
当日は、地域の皆さんがとてもよろこんでくれました。

他を圧倒する細かい装飾が目を引く作品です。美しい吹返し、囲垣の細かい意匠、凝った造形の鳳凰、紅白の美しい花棒と基本的なデザインをしっかりおさえてあります。
しかしそこまでなら優秀賞止まり。この作品の魅力はなんといってもホタテの貝殻ですね。審査担当者全員の得票を得ての最優秀賞です。

私達は愛知県犬山市にて活動をしております「よさこい鳴子踊りチーム 笑”Jr.」と申します。※笑うに濁点と書いて「じょうじゅにあ」と読みます。
本年夏に開催されました“日本ど真ん中祭り”に出場するために今回段ボール神輿を制作しました。親子の絆を深める事、仲間との絆を培うことを目標に夏休みの親子の宿題としてチーム一丸となって祭りの準備を行い見事ジュニア部門にて大会金賞を受賞致しました。
今年の踊りのコンセプトは限られた演舞時間の中で行われる「生の祭り」そのもの。子供たちの踊りもさることながら、お父さん達が勇壮に担ぎ上げる神輿をリアルに表現する為 まるで本物のように作り上げました。
また、神輿の屋根に飾られたのは鳳凰ではなく子供らしい犬山伝説の桃太郎（キューピーちゃんではありません）、屋根は金箔張り、飾り尾根、四面の鳥居に仲間・絆・団結・頑張ろう日本、よさこい鳴子を四隅に、神輿と担ぎ棒には手作り縄を編んでの本格固定、祭り会場でも一躍人気者になった神輿を見てください。
尚、この神輿は夏祭り以降の各イベントにて未だに活躍中です。

手堅く隙のない造形の本作、大振りで頑丈そうな装飾は踊りの中での使用を想定されたのでしょうか。キッチリ作りこまれています。
そしてユニークさを際立たせる桃太郎！これも担当全員から票を集め、限りなく最優秀に近い作品でしたが、僅差で二着の優秀賞です。

当施設は、心身に障害のある方や、介護の必要な高齢者を対象とした通所リハビリテーション施設です。一日平均35名、約120名の方々が利用されており、リハビリやレクリエーションなど、様々な活動を行っております。
今回、例年9月に開催している秋祭りで、この御神輿を使わせて頂きました。今までの御神輿は、木製の部分が多く重かった為、スタッフが担いでおりましたが、今年は利用者様にも担いでいただきたいと思い、軽量の段ボール御神輿を購入しました。
おかげ様で、今年は歩行可能な利用者様はスタッフと一緒に御神輿を担ぎ、車椅子や片麻痺の利用者様には、座った状態で御神輿を担いで頂くことができました。本当に楽しそうな表情がみられ、大変喜んで頂けて、利用者様から「来年もまた、御神輿を担ぎたい」と沢山のお声を頂きました。
利用者様の喜ぶ笑顔が見られ、また来年も・・・と生きる意欲を持って頂けて、スタッフ一同大変感謝しております。

オーソドックスな作りですが、とてもキレイに仕上げてあり、安定感のある作品です。蕨手の造形も素晴らしいですね。
そしてコメントの最後、「また来年も・・」というところが高い評価につながりました。是非来年も担いでください！

高坂小学校では、毎年1回「ちびっ子祭り」と題した児童会行事に取り組んでいます。
今年度の6年生のテーマは「和」〜日本の歴史　日本の心　日本の絆〜　です。
6年1組のおみこしでは、「屋根に黒と波＝浦賀の黒船をイメージと東京湾の波」、「本体に紫とＴシャツ35人分」をデザインしました。
春の運動会でそろいのＴシャツで踊った黒船ソーランの激しさと浦賀に伝わる地域の文化・伝統を「歴史・心・絆」として表現しました。
当日は、浦賀まつりを模して太鼓と山車（みこし）で校内を練り歩き「ちびっ子祭り」全体を盛り上げることができました。

6年2組さんからも同時にご応募いただきました。感謝感激です。
1組さんはTシャツとおそろいのカラーに、胴に書かれた「高」の大きな文字が目を引く作品。
黒字の屋根に白抜きの模様が頭に鉢巻とぴったりで、一体感を感じさせる秀作です。